安全対策
●大型鋼板を搬送するための安全対策
- ①電動式DVDバキュームリフトは、搬送中停電になっても吊り荷が落下しません。電動式DVDバキュームリフトの電源を入れると真空ポンプが起動し、タンクを真空状態にします。このタンク内の真空を利用して吊り荷の吸着と離脱を繰り返し行ない、使用した真空は真空ポンプの起動により補充されます。これを、作業中自動的に繰り返す仕組みです。万が一搬送中停電になっても、真空の補充はストップしますが、3~4時間程度は吸着を保持できる真空量を保持していますので、吊り荷が直ちに落下することはありません。
- ②エア漏れ自動警報装置を標準装備しています。一定量のエア漏れを発生すると、パトライトとブザーで警報を発します。
- ③離脱時の大気注入バルブを標準装備しています。吊り荷の離脱時、配管内に残る真空圧により鋼板が瞬間的に持ち上がり落下するのを防止するための装置です。これにより、鋼板搬送終了後は吊り荷を離し、DVDバキュームリフトだけが上昇するので安全です。
仕様について
お客様のニーズに合ったカスタマイズ設計が可能です。DVDバキュームリフトはお客様の吊り下げ物に応じてトラバース長(ビーム長さ)、パッド径×数、ポンプユニット等、設計いたします。
各製品カテゴリーで紹介している製品は一部に過ぎません。フコクでは現場に最適な機種を日々開発しています。
